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検査項目

検査項目の解説

身体検査/血圧/視力/聴力

検査項目 検査の説明
身体検査 腹囲 基準値を超える場合、内臓脂肪型肥満となりメタボリックシンドロームの原因となります。
メタボリックシンドロームの場合、動脈硬化が加速度的に進行し脳血管障害・心臓疾患・血管疾患の危険性が高くなります。

<メタボリックシンドローム判定>腹囲:男性 85cm以上 女性

※上記に加えて以下のうち2項目以上当てはまれば該当
①脂質(中性脂肪が150mg/㎗以上、またはHDLコレステロールが40mg/㎗未満、または脂質代謝異常に関わる薬剤を服用している者)
②血圧(最高血圧が130mmHG以上、または最低血圧が85mmHG以上、または高血圧に関わる薬剤を服用している者)
③血糖(空腹時血糖110mg/㎗以上、またはHbA1cが5.5%以上、または糖尿病に関わる薬剤を服用している者)
体脂肪率 体脂肪率は体重に占める体脂肪率の割合です。
BMI 肥満度判定に使われる体格(体重)指数です。
BMI指数 = 体重(kg) + (身長(m))2
標準体重 肥満でも痩せすぎでもなく、最も健康的に生活ができると設計的に認められた理想的な健康的体重のことです。
肥満度 身長・体重から標準体重を概算し肥満度を判定します。
基準範囲 要注意 以上
1.0以上 0.7-0.9 0.6以下
血圧 血圧 血圧とは血液が血管の壁を押す力、心臓の収縮期と拡張期の血圧をいいます。
視力 視力 眼の病気がないのに裸眼視力が0.7未満の場合は、近視・乱視が考えられます。
色覚 色(大きく分けて赤、緑、青)を識別する能力のことです。
聴力 聴力 難聴と判定された場合はさらに細かい診断を受け外耳、鼓膜・耳小骨・中耳膜・内耳のどこに原因があるのかを調べます。

胃/便潜血/血液算定/肝機能

検査項目 検査の説明
ペプシノーゲン 胃粘膜の伸縮度合を検査します。伸縮度合の高い人は胃がんになり易いといわれています。
抗ヘリコバクター
ピロリlgG
ピロリ菌は胃の中に好んで住みつき、胃の壁を傷つける細胞です。感染すると胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胃炎の原因になり、さらに胃がんの発生に関わってきます。
便 便潜血 便中に血液が含まれているかを検査します。(+)の場合は大腸ポリープ、大腸がん、痔などが考えられます。
血液算定 白血球 異物の侵入に対抗して体を守る働きをします。感染症や炎症性の疾患、血液疾患で変化します。
血小板 主に出血を止める役割をします。少ないと止血に支障をきたし、多すぎると梗塞などを助長することがあります。
白血球像 白血球はいくつかの種類に分かれ、働きも異なります。その種類別の比率を調べることで、病気の診断に役立てます。
肝機能 ASL(GOT)
ALT(GPT)
γ-GTP
ALP
肝臓の細胞に多く含まれている酵素で、何らかの原因により幹細胞が破壊されて肝臓に障害が生じると血液中に漏れ出します。γ-GTPはアルコール性肝障害に対し敏感に反応するため、アルコール性肝障害予防、早期発見に有効な検査です。
これらの酵素は、脂肪肝・肝炎・肝硬変・肝臓がんなどで上昇します。
TTT
ZTT
肝機能に異常がないかを調べるための検査です。ただし数値が上昇していても肝疾患とは判定できません。他の検査と組み合わせて総合的に判断する必要があります。
LAP 肝臓に含まれる酵素で、胆道から排出されるため肝臓や胆道に通過障害があると値が上昇します。
総ビリルビン
直接ビリルビン
間接ビリルビン
血液中の赤血球が古くなって壊された際にできる成分です。血液によって肝臓に運ばれ、そこで処理され胆汁中に排出されます。
肝臓に運ばれる前のものを間接ビリルビン、肝臓で処理された後のものを直接ビリルビン、この二種類を総称して総ビリルビンと呼びます。
総蛋白 血液中の総蛋白量を表します。数値が低い場合は栄養障害・ネフローゼ症候群・がんなど、高い場合は多発性骨髄腫・慢性炎症・脱水などが疑われます。
アルブミン 血液蛋白のうち、最も多く含まれるのがアルブミンです。
肝臓で合成され、肝障害・栄養不足・ネフローゼ症候群などで減少します。
A/G比 血清中のアルブミンとグロブリンの比を調べることで、血清蛋白の異常を知ることができます。
ネフローゼ症候群や肝臓疾患、慢性感染症などで低値となります。肝臓で合成され、肝障害・栄養不足・ネフローゼ症候群などで減少します。
LDH 各種臓器に広く分布し、肝臓・心臓・腎臓などの臓器のほか、筋肉や血液にも多く存在します。
これらの臓器や血液成分に障害があると高値を示します。
コリンエステラーゼ 肝臓・腎臓・心臓などに多く存在しますが、肝臓で合成されているため肝機能をよく反映しています。肝障害や栄養障害などで低下し、ネフローゼ症候群や脂肪肝などでは高値を示します。
尿ウロビリノーゲン 胆汁に含まれるビリルビンが腸内殺菌によって分解されてできる物質で大部分は便として排泄されます。尿中のウロビリノーゲンの増減によって、肝臓や胆道の異常を調べることができます。

肝炎/痛風/貧血/脂質

検査項目 検査の説明
肝炎 HB s 抗原 B型肝炎ウイルス感染の有無を調べます。陽性の場合は現在、B型肝炎ウイルスが体内にいることを意味します。
HB s 抗体 B型肝炎ウイルスの感染によって作られた抗体の有無を調べます。陽性の場合は過去に感染していたか、あるいは現在感染していることを意味します。
HCV抗体 C型肝炎ウイルスの感染によって作られた抗体の有無を調べます。陽性の場合は過去に感染していたか、あるいは現在感染していることを意味します。
痛風 尿酸 尿酸はプリン体が分解してできた老廃物で、血液中の濃度で高くなると溶けきれなくなった尿酸が結晶化します。尿酸の結晶は関節にたまって痛風発作を起こすだけでなく、腎臓にたまって腎機能障害を起こすこともあります。
血液算定 赤血球
ヘモグロビン
赤血球中の血色素(ヘモグロビン)は肺から酸素を体内の組織に運び、代わりに二酸化炭素を受け取って肺まで運んでいきます。
必要量のヘモグロビンが作られないと貧血状態になり、足りない酸素を補うために血液の循環が早くなって動悸がしたり、呼吸運動が盛んになって息切れしたりします。
ヘマトクリット ヘマトクリットは血液中の赤血球の割合(容積)です。
MCV 赤血球の体積を表します。
MCH 赤血球に含まれる血色素量を表します。
MCHC 赤血球体積に対する血色素量の割合を示します。
血清鉄 血液中の鉄分の過不足を調べる検査です。
フェリチン 体内の貯蔵鉄の量を反映して増減します。フェリチンと血清鉄を調べると鉄欠乏状態がわかります。
脂質 総コレステロール
HDLコレステロール
LDLコレステロール
Non-HDL
コレステロール
血液中に含まれるすべてのコレステロールの総量を、総コレステロールといいます。コレステロールの中には動脈硬化を促進するLDL(悪玉)コレステロールと、動脈硬化の予防に働くHDL(善玉)コレステロールがあります。HDLコレステロールが多いと動脈硬化になりにくいといわれ、長寿につながるとされています。しかしアルコールの多飲や脂質代謝異常の疾患で上昇することもあります。
※食後時間によって判定区分が変わる可能性があります。
すべての動脈硬化を引きおこすコレステロールを表します。LDL-コレステロールだけでなく、中性脂肪が豊富なリボ蛋白・脂質代謝異常により出現するレムナント(残り物)などを含み、動脈硬化のリスクを総合的に管理できる指標です。
数値が高いと、動脈硬化・脂質代謝異常・甲状腺機能低下症・家族性高脂血症などが疑われます。
中性脂肪 食べ物から摂取される脂肪で、活動のエネルギー源として利用されます。食後と空腹時では血中濃度は大きく変化します。
Bリポ蛋白 脂質のうちβグロブリンと結合したβリポ蛋白は脂質の代謝に重要な役割を果たしています。動脈硬化し、高血圧、高脂血症などの生活習慣病の診断、経過観察の用いられます。

画像系検査/眼科/肺機能検査

検査項目 検査の説明
画像系
検査
胸部X線 肺炎・肺結核・肺がん・肺気腫・胸水・気胸など、呼吸器疾患の有無や、その程度がわかります。
胃部X線 バリウムを服用しX線撮影をします。食道・胃・十二指腸の状態を調べます。
胃部内視鏡 上部消化器の内部を内視鏡で直接観察し、病変の有無を検査します。
心電図 心臓が鼓動を打つ際の微弱な電気信号を波形として記録し、その波形から心臓の状態を把握します。
胸部CT 肺がんをはじめとする胸部の病変を早期に発見することを目的としています。
腹部CT 上腹部(主に肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・脾臓)から下腹部(男性は前立腺、女性は子宮・卵巣)の病変の有無を調べます。胸部CTと連続して検査をすることができます。
内臓脂肪CT 腹部の内臓脂肪と皮下脂肪の面積を測定します。体組成測定だけでは判断できない、肥満の診断に有用です。
頭部CT 頭部の断層撮影を行う検査です。脳内を輪切りにした画像を撮影し、脳に生じた病変(腫瘍・出血・梗塞)の診断に有効です。
上腹部超音波 肝臓・膵臓・腎臓に腫瘍があるか、胆のうには胆石があるかを調べます。
(超音波が入りにくい部分があるため、計測できない場合もあります)
頸動脈超音波 頸動脈の動脈硬化の有無、血管のつまり具合、ブラークの状態を調べます。心筋梗塞や脳梗塞のリスクがわかります。
甲状腺超音波 喉のぶぶうんある甲状腺に超音波をあて、甲状腺の大きさ、腫瘍病変の位置や大きさ・性状などを調べます。
眼科 眼底 眼底カメラで眼を撮影し、網膜や黄斑部、高血圧による動脈硬化や糖尿病による眼底出血などの発見に有用です。
眼圧 眼球内の眼内液の圧力を測定します。緑内障などの検査に有用です。
肺機能
検査
%肺活量 年齢や性別から算出された予測肺活量(基準値)に対しての、実測肺活量の比率を調べます。
%1秒量 努力性肺活量のうちの最初の1秒間に吐き出された空気の量を調べます。
肺活量 空気を胸いっぱいに吸い込んで、それを全て吐き出したとき、どれだけの量の空気を吐き出したかを調べます。
1秒量 努力性肺活量対する1秒量の比率を調べます。
肺年齢 1秒間に吐ける息の量(1秒量)から、標準の方に比べて自分の呼吸機能がどの程度であるかを確認していただくための目安です。
喀痰 痰(たん)に含まれる細胞を調べます。肺がん(扁平上皮がん)の発見に効果的です。

血圧脈波/骨密度/

検査項目 検査の説明
血圧脈波 ABI 足首と上腕の血圧を測定し、その比率を計算したものです。動脈硬化の進行程度、血管の狭窄や閉塞などが測定できます。
baPWV 心臓の拍動が動脈を通じて手や足にまで届く速度のことです。動脈壁が厚くなったり、硬くなったりすると動脈壁の弾力性がなくなり、脈波が伝わる速度が速くなります。
血管年齢 実年齢とは別の血管のしなやかさ、硬さを基準にした血管の年齢のことです。
骨密度 骨梁面積率 踵骨の断面内で骨質部分の割合です。値が大きいほど骨密度が高いことになります。
対YAM 若年成人(20〜44歳の健康な人)の骨密度を100%として、現在のご自分の骨密度が何%であるかを比較した数値です。

婦人科検診(婦人科/乳がん)

検査項目 検査の説明
婦人科 婦人科内診 膣内の様子を観察したり、子宮の大きさ・硬さ・位置などを触って調べます。
子宮細胞診 子宮の入り口を専用のブラシでこすって細胞を採り、異常な細胞がないか顕微鏡で調べる検査です。
HPV 専用の検査キットにて細胞を採取し、子宮頸がんの原因であるヒトパピローマウイルスに感染していないかを調べます。
乳がん 乳房視触診 医師が目で乳房を観察してくぼみがないか、手で触れてしこりがないか、リンパ節が腫れていないか、乳頭から分泌物がないかなどを観察します。
マンモグラフィ 乳房を専用の機械で挟む、乳房専用のレントゲンです。マンモグラフィで発見できる主な病気は、乳がん・乳腺線維線腫などです。しこりの大きさ・石炭化の有無がわかります。
乳房超音波 ゼリーを塗った乳房の上から小さな器具をあてて、反射波を映像化して乳房内を調べます。しこりの有無を診断するのに有用です。

その他検査

検査項目 検査の説明
その他検査 RAテスト
RF定量
血液中にリウマトイド因子があるか否かを調べます。関節リウマチの早期発見に有用です。肝疾患や感染症などの様々な疾患で陽性となる場合があります。
脳梗塞
リスクマーカー
脳梗塞の発症危険度を血液検査で判定します。細胞障害物質のアクロレインと2種類の炎症マーカーの測定結果で、かくれ脳梗塞・脳梗塞のリスクを約85%の精度で検出します。
マイクロアレイ
血液検査
血液検査だけで、画像診断でも診断できない"超早期がん"を9割の高い精度で発見できます。
対象となるのは膵臓がん・胃がん・大腸がん・胆道がんです。
脳MRI、MRA、DWI 頭部を画像化して行う検査です。CT検査とは違いエックス線を使用しないため、からだにやさしい検査ができます。脳梗塞や脳動脈癌、脳腫瘍などを検査します。
脳MRI、MRA、DWI
+頚部血管MRA
脳MRI・MRA検査に加え、心臓から脳への栄養などを送るために重要な役割を果たす、頸部(首)の血管を撮影する検査です。脳梗塞の原因となる頸動脈狭窄などを検出することができます。
上腹部MRI・MRCP 主に肝臓、胆のう、膵臓を画像化して行う検査です。CT検査とは違いエックス線を使用しないため、からだにやさしい検査ができます。腫瘍の有無や、慢性膵炎、胆石などを検出します。
前立腺MRI 前立腺を画像化して行う検査です。CT検査とは違いエックス線を使用しないため、からだにやさしい検査ができます。前立腺がんの有無や位置、大きさなどを調べることができます。
マンモ(乳房)MRI 乳房内部を画像化して行う検査です。CT検査とは違いエックス線を使用しないため、からだにやさしい検査ができます。乳がんの有無や位置、大きななどを調べることができます。
子宮・卵巣MRI 子宮・卵巣をを画像化して行う検査です。CT検査とは違いエックス線を使用しないため、からだにやさしい検査ができます。子宮・卵巣のがんや、子宮内膜症を検出できます。
梅毒 梅毒の感染の有無を調べます。
腫瘍マーカー CEA 多くのがんで高値を示します。ただしがん以外の病気でも高くなる場合があるため、あくまでも診断の判断材料のひとつです。
シフラ 肺がんで特に高値を示します。ただしがん以外の病気でも高くなる場合があるため、あくまでも診断の判断材料のひとつです。
AFP 肝臓がんで特に高値を示します。ただしがん以外の病気でも高くなる場合があるため、あくまでも診断の判断材料のひとつです。
PSA 前立腺がんで特に高値を示します。前立腺がんは40歳以上加齢とともに発生率が高くなります。
CA125 卵巣がんで特に高値を示します。ただしがん以外の病気でも高くなる場合があるため、あくまでも診断の判断材料のひとつです。
CA19-9 膵がん、胆嚢、胆管がんで特に高値を示します。ただしがん以外の病気でも高くなる場合があるため、あくまでも診断の判断材料のひとつです。
CA15-3 乳がんで特に高値を示します。ただしがん以外の病気でも高くなる場合があるため、あくまでも診断の判断材料のひとつです。
PIVKA-2 ビタミンKの欠乏時や、肝障害、肝細胞がんなどの時に血液中に出現します。ただしがん以外の病気でも高くなる場合があるため、あくまでも診断の判断材料のひとつです。
血液型 血液型を調べます。
抗p53抗体 がん抑制遺伝子である「p53」遺伝子の変異に対して作られる「抗p53抗体」の量を調べます。
CPR定量 炎症や組織細胞の破壊が起こると血清中に増加するタンパク質のことです。量を調べることで重症度が分かります。

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